流動化処理工法(LSS工法)
1.流動化処理工法の特徴

転圧機械による締固めが困難な施工現場で、その打設時の高い流動性によって(締固め不要)で施工できる流動化処理工法(特許2728846号、平成9年12月)の、現時点でみとめられている特徴は次の通りです。

- 建設工事で発生するすべての土を利用できます
- 使用目的に応じて多様な処理土が提供できます
- 地震時の液状化や、地下浸透水の浸食を防止する効果があります
- 埋設物の補強、並びに埋め戻し施工の合理化が図れます
- 製造された処理土の品質の均質性が保証できます
2.流動化処理工法の適用対象
想定される適用対象- 各種ライフライン等の埋設物の埋め戻し
- 共同溝、地下鉄、建築基礎等の狭い空間の埋め戻し
- 廃坑等、不要な地下空洞の埋め戻し、充填
- 水中盛土工
- 埋め戻し部の地震時液状化防止、並びに地下浸透水による浸食防止
- 締固め施工が不可能な場合の、均質な土構造体の構築
