エポコラム工法

エポコラムエ法は、現位置地盤にセメントスラリーを注入しながら篭状撹拌翼の外翼と中翼、芯翼と掘削ヘッドが相対に回転を行うことで、複合相対撹伴を行い三次元的な混合と練り込みがなされます。低速回転・高トルク機種として公的に技術認定を取得し、その技術は大口径コラムの築造、礫層・硬質地盤への施工を可能としています。

エポコラムエ法の大きな特徹

  1. 地盤の「つれ回り」「共回り」現象を防止できる。
  2. 大口径コラムの築造ができる。
  3. 転石、礫層の撹拌性能に優れている。
  4. 杭芯の鉛直精度保持が良い。
  5. スラリーの吐出は先端吐出口と周面吐出口が選択できる。
  6. コラム径の選定を広範囲で選択できる。
  7. 変位が小さいので近接施工ができる。
  8. コラムのラップ部の接合が完全にできる。
  9. コラム築造において強度のバラツキが少ない。
  10. 遮水性能(K=1.0×10-6(cm/s)以下)に優れ、汚染土壌対策に対応する。
(財)先端建設技術センター/平成8年3月認定番号0801号
建設技術審査証明協議会/平成13年5月認定番号1207号

エポコラム工法撹拌翼

複合相対撹絆翼の作動と効果について

上図に示す外翼(A)と芯翼(C)とが同一方向に回転し、中翼(B)と削孔ヘッド(D)は、それらと異なる方向に回転します。その為に、従来工法の“混合作用”に併せ、強制的に練り込み効果を発生させることで三次元的に撹拌混合を行うことが出来る唯一の工法として技術認定を取得致しました。
施工現場全景(改良体)
撹拌翼全景
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