SSP工法(軟弱地盤対策)
生石灰系(及びセメント系)固化材を地盤中にパイル状に充填するSSP工法は、生石灰の持つ吸水性・膨張性・自硬性などを利用して、軟弱地盤を確実に改艮する深層地盤改良工法です。
パイル自体も硬化して強度を持つので、周辺地盤内の間隙を縮小し、せん断力をあげる効果があります。
パイル自体も硬化して強度を持つので、周辺地盤内の間隙を縮小し、せん断力をあげる効果があります。
材料の種類
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膨張率(%)
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硬化体
圧縮強度(N/mm2) |
備考
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TL-31
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80
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0~0.5
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高膨張型
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TL-32
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30~60
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4以下
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高膨張低強度型
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TL-33
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0~10
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10以下
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高膨張低強度型
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i改良の効果(TL-31の場合)
施工方法
標準機械配置図
施工時の振動や騒音はほとんどなく、市街地での施工にも適します。
主な用途と使用するSSP材料
SSP工法には膨張率の高い生石灰系固化材を使用した生石灰パイルを中心に、強度にすぐれたセメント系固化材まで、用途に合わせて材料を選ぶことができます。